1.はじめに
1月の8日から13日まで,フィリピンでの教育実習を行った。フィリピンでの一週間,大変貴重な体験をすることができた。
私は,この一週間で,自分の教育に対しての視野が広がった。また,フィリピンの文化に触れることで,「日本」とはどのような国なのか考えることができた。ここでは,様々な学びの中から,フィリピンの教育を見て感じたこと,今回行った授業やそれまでの教材研究から学んだことを以下,述べていきたい。
2.フィリピンの教育を見て感じたこと
フィリピンの子どもたちは,すごく意欲的に活動している姿が非常に印象的であった。とてもエネルギッシュで,授業を楽しんでいるのだということが見て取れた。日本に比べると,授業中の落ち着きがないように見えたが,「書く」活動になると,非常に熱心に黙々と取り組んでおり,そのギャップが日本と少し違うなと感じた。また,グループ活動において,皆で話し合うとき,日本では一人一人が意見を出し合い,それをまとめていくという活動をすることが多い。しかし,授業観察した授業の中のグループ活動では,話しながら,ペンを回して一人一文書くようなルールになっていた。これは,初めて見た指導方法だったのだが,日本で取り入れても面白いなと感じた。フィリピンの教育を観察し,このように日本でも使ってみたいという指導方法が他にもたくさんあった。これから日本の指導について学ぶだけではなく,外国の教育や指導方法についても学び,将来実践に生かせるような知識を身につけたい。
3.教材研究と授業実践
今回,75分の授業をするために,8月から半年間教材研究を行った。一つの授業に半年間教材研究する時間をとり,また一人ではなく,4人のメンバーとともに一緒に考えることができたことで,より多くの学びにつながった。私自身,教育実習で実際に授業をしたが,教材研究に多くの時間がとれず,教材研究をきちんとして授業に臨むということが教育実習以後の課題であった。今回の短期教育実習では,半年間もの教材研究をする時間があり,教材研究に関しては今までで一番できたと思う。
しかし,授業というのは,半年間かけて作り上げてもまた新たな課題が見つかった。このことから,「完璧」な授業はなく,教師は常によりよい授業を考え行い,振り返って新たな課題解決を行うことの重要さを学んだ。また,今回の授業作り・教材作りでは,分かりやすい授業にするために「視覚的教材」を多く準備した。「英語」で伝わるのなどうか不安だからこそ,「見てわかる」授業を心がけ,どうしたら「わかりやすい授業」になるのか考えたことで,実際の授業で児童も活動を理解し,活発に取り組むことができたのだと思う。
4.おわりに
この授業実践で,教育に対する視野が広がったとともに,この経験を将来どう生かしていくのかなど新たな課題が見つかった。そして,このプログラムで貴重な体験をさせてもらい非常に感謝している。このプログラムに多くの人が参加し,大変貴重な体験をしてほしい。そのために,このプログラムのよさを来年いくであろう後輩にアピールしていきたい。 |