お知らせ
【在学生レポート】愛媛のみかんを届けてきました!
愛媛大学在学生と卒業生の計8名が11月30日から12月2日にかけて、「関東愛媛県人会災害ボランティア部」の活動に参加しました。
2泊3日と短い行程の中、中身の濃い充実した時間を過ごされたようです。
その内容をお伝えします。
サッカー少年と一緒に記念撮影です。これから被災地の多くの方にみかんを配って、少しでも元気になって貰いたいです。
場所は変わって、石巻市最大の仮設住宅団地「開成団地」にあるケア付き仮設住宅「あがらいん」にお邪魔して、スタッフの方から支援のかたちについて教えて頂きました。
最近、水抜きをして、遺体捜索活動を始めた石巻市雄勝地区です。津波が全ての建物を取り除いてしまいました。昔、この一面に建物があったとは、今でも信じられません。
半壊状態の住居。震災発生後、1年9か月も経過するのに、なかなか復興が進まない地区があることを改めて認識しました。
石巻の仮設住宅に続いて南三陸町福興市場を訪れました。
南三陸町の福興市場でも、みかんを贈呈してきました。市場の方も集まって頂いて、とても温かい雰囲気のなかでの贈呈式となりました。
南三陸町の福興市場でも、みかんを贈呈してきました。市場の方も集まって頂いて、とても温かい雰囲気のなかでの贈呈式となりました。
多くのマスコミでも取り上げらえた南三陸町の防災庁舎です。周囲の建物が全て流されたなか、防災庁舎の鉄骨だけが残っていました。
写真は気仙沼市鹿折地区に陸に打ち上げられたままになっている大型漁船「第18共徳丸」です。他の打ち上げられた大型船は全て撤去されましたが、「第18共徳丸」は今も残っています。震災直後は100総トン以上の大型船が17隻も市内に打ち上げられていました。
以前として冠水状態が続く気仙沼港付近。冠水状態ではありますが、人々は普通に生活しています。
気仙沼大島の地図をみながら、作成会議をしている所です。少ない人数と限られた時間のなかで、気仙沼大島にある1000戸3千人にみかんを配るのですから、作戦会議にも熱が入ります。
誰がどのように動くのか、念入りに打ち合わせをしています。この日のために、多くの事前準備をしてきました。当日の配布に向けて、バス1台、自動車2台、電動自転車6台、キャリー15台を準備しています。明日の気仙沼大島全戸配布に向けた、強い気持ちが伝わってきます。
みかん配布の前、気仙沼大島にある大島神社に参拝してきました。
これから気仙沼大島に配布するみかんです。愛媛県西予市から直接、気仙沼大島に持ってきております。旬なみかんはなかなか口にできないので、少しでも現地の方が喜んで頂ければと思います。
いよいよ活動開始です。昨晩、ネットに詰めたみかんを軽自動車に運んでいる場面です。
みかん配布前、お世話になった亀山荘の前で、亀山荘の若旦那と一緒に記念写真を撮りました。いよいよみかんを全島民に配布します。
大島を訪れるボランティア団体が減りつつあるなか、関東愛媛県人会災害ボランティア部は地道に活動を続けています。これからも、決して無理はせず、足元を見つめて、できることを継続したいと思っております。
気仙沼大島では、3千人が生活しており、集落はかなり点在しております。けもの道?にも負けず、キャリーを引きながら、集落に向かっております。野を越え、山を越え、みかんと一緒に歩いています。
みかんを渡して、お宅に少しお邪魔して、震災当時ことを教えて頂きました。島には足が不自由な老人も多く、震災から全く支援を受けていない方もいました。このような方にも笑顔を届けることができるのが、全島民配布の意義だと認識しております。
大島を訪れるボランティア団体が減りつつあるなか、関東愛媛県人会災害ボランティア部は地道に活動を続けています。これからも、決して無理はせず、足元を見つめて、できることを継続したいと思っております。
宮城県気仙沼横丁の入口前で集合写真を撮りました。全てのプログラムは終了して、あとは東京に帰るだけです。大島の島民にみかんを配布して、とても感謝して頂き、メンバー一同、とても充実したいい顔をしています。