お知らせ
愛媛大学退職教員の会主催の「講演会」を開催 （R5.12.16）
NPO法人愛媛大学校友会人材活用センターは、令和４年１月に解散し、同センターが実施していた講演会や公開講座の事業は、愛媛大学退職教員の会が引き継ぐこととなりました。
第1回目の講演会は、12月16日（土）13時30分から愛媛大学E.U.リージョナルコモンズ（愛称「ひめテラス」）で開催し、42人の皆様に参加いただきました。
最初に愛媛大学名誉教授の長井偉訓先生から「高齢者の就業と生活を考える」と題して、人生100年時代、コロナ禍を経験した私たちのくらし、高齢者の働き方について、高齢化の格差・貧困問題の視点を交えた問題提起、雇用制度・社会保障の制度改革など、データに基づく解説がありました。これから目指すべき社会は、「自助」に依存した自己責任の社会から、公助と共助による連携、個人の潜在能力の発揮が保障される社会が求められるとのメッセージがありました。
続いてシキプロジェクトの田村七重講師から、正岡子規の俳句と県内の四季折々の写真を掲載した「愛媛大学校友会子規俳句カレンダー」について、説明がありました。俳句を詠んだ当時の状況、写真の選定理由とともに、11月の選句に関連して、子規が詠んださまざまな「蜜柑」の俳句の紹介があり、俳句と写真のコラボを楽しみました。
