お知らせ
愛媛大学退職教員の会主催の「講演会」を開催しました(R6.9.28)
令和6年度第1回目の講演会を、9月28日(土)13時00分から、愛媛大学校友会館2階のサロンで開催し、32人の皆様に参加いただきました。
最初に愛媛大学地域レジリエンス学環准教授 芝大輔講師から「能登半島地震から考える南海トラフ巨大地震への備え」と題して、1月に起こった能登半島地震の被害を教訓に、南海トラフ巨大地震が起こった時、起こった後ではなく、一人一人が、家族が、地域が、企業が、学校が、行政もまち全体が関わり合い、地域が一体になって事前に考えておくことが必要であり重要であると話してくださいました。
続いて、愛媛大学防災情報センター副センター長 二神 透講師から、南海トラフ地震の被害想定と対策をデータに基づいて詳しくお話しいただきました。また災害に備えて、普段使っている物やサービスを災害に役立てるという防災の新しい考え方(フェーズフリー)について紹介いただき、いつ来るかわからない巨大地震に対し事前の備えや訓練こそが命を守る手段であるとのメッセージをいただきました。
講演会後の質疑応答も、熱心な受講生の皆様から次々と質問が出てくるなど関心の高さを感じました。