愛媛大学校友会事務局


センパイ学

21限目:(株)モバイルコム 平松 枝里子さん

2015年3月 農学部生物資源学科 卒業

<取材時>
(株)モバイルコム

ドコモショップのカウンター業務を担当。
お客様との会話が第一の職場でそれぞれの方に応じた接客をしています。

現在,どのような仕事を担当していますか。

モバイルコムが運営しているドコモショップのカウンターにて、手続き業務をしています。一般のお客様向けに携帯電話やスマートフォンなどの機種変更やプラン変更、アプリケーションの説明などを行っています。最近は携帯電話だけでなく、インターネットやタブレットのご案内もさせていただいています。

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■仕事をしていて楽しいことを教えてください。

ドコモショップには、様々な年齢層・目的を持ったお客様がご来店されます。それぞれのお客様とお話しをして仲良くなることで、お客様のライフスタイルに応じた商品やサービスを提案・提供できます。仲良くなったお客様が「平松さんに対応をお願いしてもらいたくって…」と再び来店してくださる時がとても嬉しく、やりがいを感じます。一方で、幅広い年代の方に接客をするので、人によって伝え方を変えることに苦労します。例え話をしたり、話し方を変えたりと、これまでの経験をもとに毎回試行錯誤しながら接客をしています。

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職場のPRをお願いします。

お客様目線に立っての接客をしっかりとできることが、この職場の良いところだと思います。今は携帯電話やスマートフォンをインターネットや電気屋さんでも買うことができますよね。そういう場所ではご案内できないものをドコモショップでは紹介することができます。ドコモショップだからこそ、対面だからこそできる、お客様の気持ちになっての応対を大切にしています。

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休日の過ごし方について,聞かせてください。

シフト制なので、月に土日の休みと平日の休みがあります。休みの日は趣味の映画鑑賞に時間を費やしています。同じ日が休みの同僚と一緒に映画を見に行くこともあります。街へ買い物に行っても、平日の方が人が少なく空いているのは、メリットの1つですね。

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現在の仕事を選んだ理由,きっかけはなんですか。

農学部だったので、食品関係の企業も探していました。モバイルコムか農学関係の企業か迷ったのですが、最終的には,よりお客様の役に立てる仕事ができそうなモバイルコムを選択しました。あとは、モバイルコムが地域に根差した会社だったのも大きいです。私にとっては県外へ転勤のない職場というのも魅力的でした。

(↓ 学生時の写真)

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学生時代に経験してきて役に立ったことはありますか。

初対面の人に話しかける経験を積んだことが役に立っています。1回生の頃は,すごくあがり症で初対面の人と話すのが苦手だったんです。でも、アルバイトをきっかけに苦手意識がなくなっていきました。他にも研究室のアンケート調査で,幅広い年齢層の方と話す経験をしました。4年間のこういった経験を通して、初対面の人でも積極的に話しかけ、コミュニケーションが取れる力を身に着けることができました。

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愛大生にメッセージをお願いします。

大学生の時は一番時間がある時だと思います。気になること、やってみたいことは積極的に沢山挑戦してみてください。きっと今後、役に立っていくと思います。就職活動に関しては、沢山の合同説明会や会社ごとの説明会に行ってみてください。気になる所はもちろん、興味のないところも聞いてみると良いと思います。思いもしなかった魅力的な企業が見つかるかも知れません。臆せずに、色々と見て回っていただきたいですね。

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インタビューを終えて。

【井町】
平松さんは,昔から初対面の人とコミュニケーションをとるのが得意だったわけではありません。大学時代の継続した接客経験が今の平松さんの強みを作っているということが分かりました。多くのことに挑戦することができる一方で、何かを継続して行うこともできる大学時代。自分なりの方法で、自分自身が成長する機会を得ることが大切だと思いました。

【福井】
平松さんのインタビューは学生時代、あがり症だったということを感じさせないものでした。学生時代の経験が今の仕事につながり、働き始めて、より相手の気持ちになって対面で人と話をする力が高まっていったのだろうと想像しました。これまでのインタビューでも感じたことですが、どんな経験も自分で意味を持たせることが重要で、直接関わる経験でなくても、捉え方ひとつで過去の経験を今に活かせることは多々あるのだと再認識しました。

【深井】
平松さんは,人当たりの良い,笑顔の素敵な方でした。そのキャリアは,農学部からドコモショップの窓口担当へというもの。両者は一見繋がりがなさそうなのですが,その実,バイトやアンケート調査によって培われた対人スキルを活かす就職だったようです。生き生きとした話しぶりを見て,自分の好きなこと・得意なことを仕事にしたいと強く思いました。残りの大学生活,様々なことに少しずつ手を出してみて,その中から自分が楽しいと思えることを見つけていきたいと思います。


ご多忙のところ,ご丁寧にインタビューにお答えいただき,本当にありがとうございました。

<平成30年3月16日掲載>

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